みなさんこんにちは。 未来のかたち本町第2校の講師です。 いつもお世話になっております。
さてさて。 『プログラマになるには』 というようなお題で、 私が前職で採用担当をしていたときの経験と、企業のセミナーなどで仕入れた知識を元に、 IT業界未経験の方がどのようにすればプログラマになれるのか? について、ワークでお話をさせていただいていたりしています。
プログラマになるために必要なポイントは、
- エンジニアリングスキルを身につける
- ヒューマンスキルを身につける
この2つになると考えています。
エンジニアリングスキルというのは、プログラマでいうと「プログラム言語を使ってモノを作る」ための技術です。
エンジニアリングスキルは、学びたい言語を学習することで身につきます。
作りたいと思うものを作れるようになれば、自ずとプログラマになるためのスキルは身につきます。 プログラマをはじめとする「エンジニア」は「IT技術者」です。
簡単に言うと「職人」です。
職人さんは、作るモノに応じて道具を変えます。
大工さんであれば、ノミやカンナ、金槌など、家を建てるための道具を使うでしょう。 料理人であれば、包丁やまな板、フライパンや鍋といった調理のための道具を使うでしょう。
プログラマの道具は何でしょう?
それは、プログラミング言語です。
作るモノによって、われわれエンジニアはプログラム言語を変えます。
例えば、ECサイトやSNSサイトなどのWebアプリケーションであれば、 ・PHP ・Ruby ・Java ・JavaScript といった言語を使います。
パソコンで動くアプリケーションを作るときは、 ・Java ・C#.net ・VB.net が選択されます。
スマホアプリを作るときは、 ・Java(Kotlin) → Android ・Swift → アップル製品の端末(iPhone、iPadなど)
身近な家電製品や自動車、ATMやコンビニ・スーパーのレジなどでもプログラム言語で作られたモノが動いていて、 ・Java ・C++ ・C といったプログラム言語が選択されます。
このように、作るモノによって、選択されるプログラム言語がことなります。
プログラム言語ごとに「得意分野」が違う、と考えていただいてOKです。
では、プログラマになるためには、これらの言語をすべて覚えないといけないの?! と思われるかも知れませんが、そんな事はありません。
ご自身が作りたいと思うものを考えて、そこから学ぶべきプログラム言語を集中して学べばいいです。
何を作りたいかわからない…という方には「Java」をオススメしています。
上記のプログラム言語の一覧をご覧いただいて、お気づきの事はありませんか? そうです。多くのシステムでJavaが使われているのです。
Javaをマスターすれば、(追加で学習することはありますが)おおよそのシステムが作れるようになります、と言っても過言ではありません。
また、Javaを学習することで、プログラミングに必要な「論理的な思考方法」であったり、「多くのプログラム言語で共通した考え方」を学ぶことができます。
初めての方にこそJavaを勉強していただきたいです。
そこから、ご自身が作りたいモノが見えてきたときに、そのモノを作るのにふさわしいプログラム言語を学習するといいですね。
②ヒューマンスキルを身につける ですが、 みなさんがお考えになる「プログラマ」という仕事のイメージは、どのようなものでしょうか?
一日中パソコンに向かって黙々と仕事をしているイメージ?
誰とも話をしないので、会話が苦手な方にも向いているイメージ?
残念ながら、そんなことはないんです。
プログラマだからこそ、ヒューマンスキル、つまり、人と会話をしたり意思疎通を図るためのスキルが必要なのです。
システムを作るという仕事は一人では出来ません。
多くの場合、チームとして複数の人数で行います。 ・どのようなものを、何の目的で、何を使って作るのか? ・いつまでに作ればいいのか? など、お互いに仕事の内容を確認したり、進捗を報告したり、分からないところを教え合ったりする必要が出てきます。
プログラミングをもくもくとしているよりも、そういった「話をする」という場面が多いのもプログラマの仕事の特徴でもあります。
未来のかたち本町2校では、IT関連の支援は元より、ビジネススキルやソーシャルスキルトレーニング(SST)にも力を入れています。 みなさんが社会人として、プログラマとして、社会に旅立てるように支援させていただています。
ぜひ、見学体験会にいらっしゃいませんか?詳しくはこちら
スタッフ一同心よりお待ちしております!