未来のかたち本町第2校です。
かなり冷え込んできましたが、 皆様は体調など崩されていませんでしょうか?
先日はストレスコーピングという内容でのワーク を行いました。 ストレスコーピングとは、自身がストレスを感じた時に行う対処のことで自身の心や体へのストレス反応を軽減させることです。 今回はそのストレスコーピングの種類をいくつかご紹介いたします。
情動焦点型 →【ストレスに対して自分の考え方や捉え方を変えるアプローチ法】です。
例えば、上司から厳しく注意されたとしてもマイナスに捉えるのではなく、いったん冷静になって「次に活かそう」と自分の考え方を切り替える方法です。 ネガティブに思い込んでしまう癖のある人は、客観的に考えられる人に相談することで、自分では思いつかなかった考え方に気づける場合もあります。
認知的再評価型 →【ストレスの原因に対し、見方を変えて前向きに捉える「ポジティブシンキング」でストレスを軽減させる情動焦点型の1つ】です。
例えば、厳しい目標にストレスを感じるのではなく、「企業から自分は期待されている」とポジティブに受け止めたり、「挑戦は自分を成長させるチャンス」と捉えたりすることでストレスを軽減します。
社会的支援探索型 →【1人で悩みを抱えて解決を目指すのではなく、周囲の人間に助けを求める方法】です。
例えば、仕事の棚卸しを行い、何かあったときに依頼や相談ができる環境を作ったり、トラブルが起きた際の対処法に関するマニュアルを作成したりなど、セーフティーネットを整え、ストレスの軽減を目指します。
ストレスコーピングはほかにも数種類ございますが、 大まかに上記3つが重要になってきます。 ストレスの種類によってコーピングを使い分ける必要がございますので、 状況に応じた使い分けができるのが理想ですね。 とはいえストレスと向き合うのはなかなかの至難の業です。
「未来のかたち」では就労後を見据えたセルフケアの分野をワークの一部として実施していますので、そちらも併せて身につけてもらえればと思います。 よろしければ見学からでもご参加お待ちしています。