みなさん、こんにちは。 未来のかたち本町第2校です。
誰にでも、気持ちが落ち込む日や「今日はうまくいかなかったな」と感じる瞬間はあります。
就労移行支援を利用している方の中には、「こんな自分ではダメだ」と思い込んでしまう方も少なくありません。
しかし、心の調子は天気のように変わるもの。
そんなときこそ、少し立ち止まって、自分をいたわる時間が大切です。
今回は、就労移行支援でも活かせる「落ち込んだときの心の整え方」をご紹介します。
1. 自分を責めずに「今はそういう日」と受け止める
「ダメな日があってもOK」と思うことは、自己肯定感を保つ第一歩です。
就労移行支援でも、うまく集中できない日や作業が進まない日があります。
そんな日は「今日は休息日」と考え、焦らずに気持ちを整えることを大切にしましょう。
2. 気持ちを言葉にして整理する
「何が辛いのか?」を書き出すことで、頭の中のモヤモヤが整理されていきます。
支援員との面談の中でも、「今の気持ちを言葉にする練習」はとても有効です。
一人で抱え込まず、話す・書く・共有することで、少しずつ気持ちの整理が進みます。
3. 小さな一歩を決める
「すぐ出来る小さな一歩」を決めることは、行動の再スタートに繋がります。
たとえば「今日はパソコンを10分だけ開く」
「通所したら誰かに挨拶する」など、 小さな達成を積み重ねることで自信が回復していきます。
4. 信頼できる人に話す・助けを求める
「信頼できる人に話す」「一人で抱え込まない」ことも大切です。
支援員やカウンセラー、同じ就労移行の仲間など、安心して話せる人がいるだけで、心は軽くなります。
必要であれば、カウンセリングや相談機関を利用するのも良い方法です。
5. 心と体をリラックスさせる習慣を持つ
自然の中を散歩したり、好きな香りを嗅いだり、音楽を聴いたり。
こうした“ちょっとした癒し”が、心の回復には欠かせません。
通所の前後に軽くストレッチをしたり、作業の合間に深呼吸を取り入れるのもおすすめです。
6. 比べない・認める・労う
就労移行では他の利用者と一緒に活動するため、つい人と比べて落ち込んでしまうこともあります。
そんな時は「他人と比べない練習」を意識してみましょう。
そして一日の終わりには「今日はよく頑張った」と自分に声をかけてあげてください。
生きているだけで、もう十分合格です。
まとめ
落ち込むことは、決して悪いことではありません。
それは「自分を立て直そう」とするサインでもあります。
未来のかたち本町第2校では、利用者の方が自分らしいペースで前に進めるよう、 気持ちの波に寄り添いながら支援を行っています。
焦らず、比べず、自分を少しずつ労わっていきましょう。


