藤井聡太棋士が先日の対局で王座を獲得し、ついに八冠を達成しました✨
いやもう「すごい」としか言葉が出ません。
敗れた永瀬棋士も、今回もし勝てていれば王座5連覇「名誉王座」獲得という、両者とも偉大なタイトルへの挑戦という点で注目され、また歴史に残るような対局でした。
両棋士に対して称賛の言葉を送りたいと思います。👏
藤井棋士といえばAIソフトを使用して対局研究をしていることは有名です。また藤井棋士に限らず、AIを用いた将棋の研究はもはや当たり前という時代です。
人 vs AI
将棋の世界でAIと言えば、10年ほど前には「人 vs AI」という構図がありました。
皆さんご存知の通り、AI(コンピュータ)の計算能力は人間を遥かに上回ります。ですのでAIが発達すれば人間が太刀打ちできなくなることは当時から想像されていました。それでも人間に勝って欲しいという思いは持ってしまいます、人間ですからね。
AI研究という側面もありましたが、当時でも賛否両論あったようです。
人 with AI
近年の将棋の世界ではAIがうまく活用されている場面が多くあります。
TV・ネット中継などでは、AIが一手ごとにリアルタイムで指し手を判断して形勢を数字で表示し、観戦者が分かりやすくなっています。先日の王座戦でも形勢が変わった瞬間が見て取れました。
また以前、AIの予想手を超える手を打った藤井棋士に「AI超え」と称賛が起こったこともありました。
AIにしろITにしろ「vs AI」という構図ではなく、人が便利になる「with AI」な使い方になるといいですね。
AIを理解・開発するには数学や機械学習などの知識が必要になりますが、「未来のかたち」ではプログラミング学習を通じてITの基礎を身につけることができます。気になる方は是非お問い合わせください。