「ふるさと納税」という制度、ご存知の方も多いと思います。返礼品として地元のおいしい物が送られてくるということで、利用された方もおられると思います。
返礼品は食品のイメージが強いですが、それ以外にもティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品、タオルなどの雑貨、掃除機などの家電、イベントや施設のチケットなど、本当に様々です。
そんな中、京都市の返礼品として「ヒラギノフォント」が登場したそうです。
フォント
フォントとは、簡単に言うと画面や印刷などで使われる文字の書体のことです。「ゴシック体」や「明朝体」などのフォント名は、目にしたこと・聞かれたことがあるかもしれません。
「ゴシック体」や「明朝体」はWindowsなどでは標準フォントなので無料で使用できますが、見やすさを重視した、もしくは特徴的など、有料のフォントもあります。
メディア・誌面・広告などデザインの世界では、有料フォントを使用することは一般的です。
ヒラギノフォント
「ヒラギノフォント」は有料フォントの1つで、AppleのMacOS XやiPhoneのフォントに採用されたり、また高速道路の標識で使われたり、実は多くの方が目にしたことのある馴染みのあるフォントです。
そんな「ヒラギノフォント」(実際にはヒラギノフォントのデータが入ったCD-R)が返礼品としてもらえるということで、デザインに関わる方など反響が大きいようです。
「ヒラギノフォント」は京都市に本社がある企業が作ったフォントで、名前の『ヒラギノ』も京都市にある地名『柊野』から名付けられています。なかなか面白い京都市の名産品・返礼品ですね。
「未来のかたち」ではデザイン講師も在籍しており、今回のようなフォントのお話・Webページの構成・ロゴ作成など、デザインに関する技術や考え方も学んで頂けます。気になる方は是非お問い合わせください。