先日、トヨタ(北米法人)が3Dゲームエンジン「Fluorite」を発表しました。
ゲームに詳しい方はご存知だと思いますが、「ゲームエンジン」とは、 『ゲーム作りを楽にするための共通の機能を用意したソフト』 「Unity」「Unreal Engine」という2大製品が有名です。
ほとんどのゲームでは – キャラクターや物の表示、キャラクター操作 – 音を鳴らす
– 当たり判定(ぶつかった判定) など、多くの機能が必要になりますが、新たにゲームを作る際に全てゼロから作っていては大変です。
このような「よく使う部分」を用意してくれるものが「ゲームエンジン」です。
プログラミング学習・開発に関わる方であれば、『フレームワーク+関連ライブラリのセット』がイメージに近いかもしれません。
前置きが長くなりましたが、そんなゲームエンジン、しかも3D表現も可能なものをトヨタが発表したということです。
トヨタがゲーム作りを始める、というわけではなくナビなどの車載機器向けが基本になっています。
今後、車載機器での表示も3Dでの豊かな表現が増えると考えられています。
元々は既存のゲームエンジンの使用も検討したようです。
ですがPCやゲーム機のような高性能ではない車載機器では十分な動きになりません。
またライセンス料の問題もあり、ゲームエンジンを自作するという流れになったそうです。
技術の進歩によって、産業の垣根が無くなったり、異なる産業に影響が及んだりということが当たり前になっていますね。

「Fluorite」自体はまだ不明な点もまだありますが、将来的にはオープンソース、つまり誰でも使える状態で公開される予定となっています。
ちなみに「Fluorite」は宝石の「蛍石 (フローライト)」の意味です。
トヨタが今後「Fluorite」をどのように磨いて輝かせていくか気になるところで

