「テトリス」をご存知の方は多いと思います。
4個つながりの色々なブロックを積んでいくパズルゲームです。
その「テトリス」にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を軽減する効果があるとの研究が医学雑誌に掲載されました。
コロナ禍における医療従事者を対象にした研究で、トラウマ記憶・フラッシュバックの直後に「テトリスを20分プレイ」することで、その後のフラッシュバック頻度が減少したという結果になっています。
原理としては、フラッシュバックは主に「視覚的」情報・記憶であるため、視覚処理機能を特に使用するテトリスをプレイすることで、フラッシュバック記憶の形成を妨げる可能性がある、ということらしいです。
また同論文では、未検証ではあるものの予防効果の可能性にも触れられています。
脳にあえて同系統の別の仕事で忙しくさせておいて、悪影響になる仕事をさせないようにするという感じでしょうか。
興味深いですね。
そういえばテトリスに似たようなパズルゲームいっぱいありますよね、「ぷよぷよ」や3マッチ系のゲームなど。
それらにも同種の効果があるのでしょうか? 気になるところです、どなたか研究しないですかね(笑)
100%効果があるとは限りませんが、気になる方はテトリスを試してみるのもいいかもしれません。
ただあまり難しいレベルで「テトリス、クリアできない!」と逆にストレスになっても困りますので楽しめる範囲で、またハマりすぎてしまわない範囲で、プレイしましょうね。
