こちらには全くの未経験から、カリキュラムを通じて、しっかり学習して頂いています。今日はその学習の流れについて簡単にお伝えしたいと思います。色々な就労移行支援事業所があります。学習の流れをイメージして頂けると、見学・体験にも来ていただきやすいと思います。
プログラミング学習
まずはお話を通じて、プログラミング言語の学習をオンラインのサービスを使って行って頂きます。もしわからないことがあっても、すぐに講師にお聞きいただけますし、この間に何が作れるようになるのかイメージを固めて頂きます。将来のことで不安があっても、具体的にどのような学習をしていくのかしっかりご説明させて頂いています。
練習問題
Progateでは特定の言語について基礎を学んで頂くことはできますが、まだ言語を習得したとは言えません。そこでこちらでご用意している練習問題を通じて、言語の習得を目指して頂きます。ひとつの言語について基礎と応用ができるようになれば、他の言語でも同様にその知識を活かすことができるようになれますね。
ただこの時点で、もし合わなかったり、違和感があれば、学習言語の変更も可能です。どの時点でももちろん可能ですが、カリキュラムに取り組んで頂いている時に、何度も相談をしながら、軌道修正していく流れです。
演習課題
続いて演習課題に取り組んでもらいます。今までは教材や問題を与えられて、解くことが目的でした。今度は、ご自身で考えて作り出す段階に移ります。考え方が全く違うので戸惑われる方もいらっしゃいますが、講師がしっかりサポートさせて頂きます。答えを最初から教えるのではなく、ヒントを通じて、プログラミングという領域にとどまらず、考える力を身に付けて頂くことが目的となります。
フレームワークなどの学習
実際に働く現場で使われるような、IT技術の学習を進めて頂きます。PHPやJavaでいうと、フレームワークの学習に該当します。フレームワークとは、直接自分で一から作り出すのではなくて、最初から色々と機能がそろっており、機能を組み合わせてひとつのサービスを作れるといった仕組みのことです。便利な反面、プログラミングの基礎ができていなければ、絶対に習得することはできません。チーム開発では大きな生産性と効率性をもたらしくれます。
ポートフォリオの開発
いよいよポートフォリオ、つまり実際にサービスを作ってもらいます。ここではいちからどんなものを作りたいか、ご自身で考えて頂きます。もちろん相談しながら、利用者様の作りたいものを明確にするお手伝いをさせて頂きます。実際にイメージができるようになったら、早速開発です!就職活動まであと一歩。完成したら、支援員や講師も使用感をフィードバックさせて頂けます。
大体のイメージがわきましたでしょうか。以上のような流れで、学習および開発をして頂いています。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。