「ポカヨケ」という言葉、ご存知でしょうか。
『ポカ』(失敗)を『ヨケ』(避ける) の意味で、
人間のうっかりミス(ヒューマンエラー)を防ぐための仕組み・考え方です。
製造業では特に使われる言葉で、誤りを検知・修正することにより、安全性・効率性・品質などを向上する取り組みとして重要です。
「ポカヨケ」は日本で生まれた言葉ですが、海外にも広まり「Poka-yoke」で通じるそうです。
すごいですね。
【日常生活でポカヨケ】
身近なもの、洗濯機を例にあげると、
・稼働中にうっかり開けてしまうことを防ぐ=稼働している間は蓋にロックがかかる
・蓋を開けたまま稼働させてしまうことを防ぐ=蓋をしないと回り始めない
これらがポカヨケです。
ITシステムでポカヨケまた「フールプルーフ」という言葉もあり、考え方としては似た概念です。
システム開発でもこの「フールプルーフ」を考慮する必要があります。
代表的なものは『入力値のチェック』です。
データを入力する画面において、「人間は間違えて入力する可能性がある」という前提にたち、『入力値を適切に確認する=入力値のチェック』を行うことで、誤ったデータが入力されてもシステムが安全に稼動するようにします。
「未来のかたち」の学習ではプログラミング言語を学ぶだけではなく、「フールプルーフ」などの考え方も演習などを通して触れることができます。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。