日本ではあと一月ほどでゴールデンウィークがやってきますが、そのGWの最中 2025年5月5日に『Skype』が廃止されます。
若い方はそもそも名前すら知らないかもしれませんね。
Skypeは2003年に誕生したインターネットを使った音声・ビデオ通話の先駆けと言えるソフト・サービスです。 現在はマイクロソフトが運営しており、同社コミュニケーションツールである『Teams』への移行が促されています。
Skypeが登場する前のコミュニケーションツールと言えば「電話」「メール」「チャット」が中心でした。
特に国をまたいだ電話「国際電話」は高額で気軽に使えません。
またビデオ通話の仕組みはすでに登場していましたが、専用で高価な機器・サービスが必要で、企業や研究機関などでの使用に限られていました。
Skypeの登場はそんな状況を一変させたと言っても過言ではありません。
Skypeはインターネット回線さえあれば無料でビデオ通話できるという点が非常に画期的で、個人間でも気軽に通話が行えるようになりました。
世界の距離を一気に縮めたツールだったのです。
今ではZoom, Teams, Google Meet, LINEなど様々な新興サービスが生まれていますが、Skypeの誕生はコミュニケーションツールの進化を加速させるきっかけでした。
約20年ほどで役目を終えるSkypeですが、今の私達の生活では当たり前のオンラインコミュニケーション環境の礎を築いたパイオニアと言えるでしょう。
ありがとうございました。
