こんにちは。就業移行支援施設、未来のかたち本校です。本校では学習の他にも、利用者様の就職活動の支援を行っています。具体的には履歴書の書き方や、面接での受け答えなどの練習を一緒にさせて頂いています。さてそこで、よく利用者様から耳にする面接で実際に聞かれることを本記事ではまとめてみました。就職活動を控えている方や、これから就労移行支援をお考えの方、よかったらご参考にしてみて下さいね。
質問1:なぜIT業界を志望されましたか?
IT業界について未経験の方、また別業種で働かれていた方に対して多い質問です。IT業界での業務を事前にチェックしておくといいでしょう。今までしてきたお仕事と、これから考えられるお仕事の共通点を探しておくといいですね。例えばお客さんの要望の聞き取りの経験などは、IT業界でも十分に活かせそうです。また経験上、ITの業務に携わることがあれば、その経験から興味を持ったと話すのもいいでしょう。
質問2:どうして弊社を志望されましたか?
IT業界には数多くの企業がありますね。その中でも、なぜその企業を選んだのか、企業側が聞いてくることが多いです。この質問の意図としては、企業とミスマッチを起こしていないかの確認と捉えることができます。マッチしているかどうかはその企業で志望者がどのように働けるかを、面接官がイメージできるかどうかで決まります。ですので、出来るだけどのように貢献できるか具体的に、つまり相手がイメージしやすいように事前に業務を詳しく調べるなどして、アピールできるように答えを組み立てておくといいですね。
質問3:キャリアプランをお聞かせください
キャリアプランというのは、5年後、10年後など、将来的にどんなエンジニアになる予定かというご質問です。こういったご質問にはその前の受け答えもふまえて答えて頂く必要があります。例えば技術的な観点から答えようとすると、バックエンドの技術を向上させてきたが、将来的にはフロントエンドなどフルスタックで活躍できるエンジニアになりたいと答えることができそうです。また立場的な観点から言えば、これまでコーディングの学習を進めてきましたが、経験を経て要件定義など上流工程から携われるようになりたいですなど、相手が聞きたい観点を見極めて答えて頂く必要があるわけですね。
質問4:SQLに関する質問
なぜ特定の言語ではなく、SQLなのでしょうか。SQLはデータベースを操作する時に使う命令文のようなものですね。様々なプログラミング言語や、Webページ、アプリケーションの形式がありますが、SQLは共通して使う言語体系になるので聞かれることが多いです。基本的な構文はもちろん、応用的な使い方や書き方をしっかり学習しておくといいでしょう。実際にこのような場合は、どのような構文が考えられますかなど問題文的に質問されることもあります。
質問5:最後に何かご質問はありますか?
逆質問と言うものですね。志望者が、どのような点に興味を持たれたかという質問です。これに関しては「入社までにどのようなことを勉強しておいた方がいいですか?」などの質問を事前に想定できます。しかし、あまり得策とも言えません。なぜならどの企業にでも聞ける質問だからです。面接の間に、本当に気になったことを聞くことが一番ですが、それが難しい場合はその企業だから聞きたいことを事前に調べておくといいですね。
というわけで、本日は面接で聞かれる質問についてまとめてみました。実際に就職活動をされている利用者の方々からお聞きした質問なので、参考になるかと思います。