消費減税によるシステムへの影響 その1 (1 と 0 がそんなに違うの?)

今年に入り「食料品の消費税を減税する」という議論が国会で進んでおり、

ニュースでも取り上げられています。

このニュースでよく話題になるのが「レジシステム改修」の期間です。

「消費税 1%なら半年、0%なら1年」と報道されていました。

1% と 0% で何がそんなに違うの?

システムの改修ってそんなにかかるの?

と思われた方も少なくないでしょう。

せっかくシステムに関する内容がニュースになっているのですから、今回から数回に分けて「消費減税におけるシステムへの影響」について、システムに詳しくない方にもできるだけ分かるようにお伝えしたいと思います。

まず今回は「1% と 0%の大きな違い」の前段階として、そもそも「1 と 0の大きな違い」を考えてみたいと思います。

0はセンシティブ

プログラムやシステムに馴染みの無い方からすると「1 と 0でそんなに違うの?」と感じるかもしれません。

ですが、プログラムやシステムでは「0」の扱いはかなり気を使います。

分かりやすい例では「割り算」です。

算数・数学で習いますが、1で割ることはできますが、0で割ることはできません。

プログラムでは多くの場合、0で割る計算を行うとエラーになります。

つまりプログラムが止まってしまう可能性がある、ということです。

当たり前ではなくなる

今回は税率なので「掛け算」で使用することがほとんどですが、税額や本体価格を扱う処理で「割り算」することもありえます。

特に消費税は「あって当たり前」、つまり「0にはならない」ことを前提に動いているシステムもありえます。

前提にない・未検討である「0」になっても正しくシステムが動くか、十分な検証や修正が必要になります。

「1 と 0では大きく違う」ことを少しは感じていただけましたか?

プログラミングを学習していくと、こうした普段何気なく見ているニュースの裏側にある「システムの動き」が想像できるようになり、より面白さが増してきますよ。

次回は消費税率という点で「1% と 0% の大きな違い」を考えてみたいと思います!

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